レジン作品のキレイなバリ取り方法を画像付きで解説
バリとは?
加工の際に発生する不要な突起のことを言います。
↑この写真では、外側の薄ピンク色のところがバリの部分です。(レジンで硬化させた後のものです)
バリがあると、デザイン性の高い作品を作ったとしても、デコボコしていたり表面がザラザラしていたら作品が台無しになってしまいます。
特にハードタイプのレジン液を使うと、硬化後も硬くなかなかキレイに処理することができません。
様々な道具を使用しバリの取り方を紹介していきます。
バリの取り方5選
1.指先でバリを折る方法
ハードタイプのレジン液のバリもある程度は取れますが、小さな突起や厚みがある部分は残ってしまいます。
見た目はすごくキレイとは言えませんがお金はかかりません。
注意
※バリを折ると、尖っているため、指をけがをしないように注意。
指のはらでつまむように折るとけがしにくいです。
2.金やすり
ヘラのような、平面になっているやすりを使うのがベストです。
しかし、削りすぎることがあり、力の加減が難しいです。
ポイント
優しくなでるようにやすりを動かすことでバリが取れていきます。
3.紙やすり
スピード性には欠けますが、やすりの目を粗め→中目→細目→極細目の順で使うと表面の凹凸は消え、キレイにバリを取ることができます。
細かい粒目ほど#の数が大きいです。
#240から順番にやすりをかけ、最後は極細目の#1500で仕上げます。
ポイント
仕上げは#1000以上のやすりで仕上げると凹凸のないキレイな仕上がりにできます
4.スポンジ研磨材(3Mの商品を使用)
3Mのスポンジ研磨材を使用し、全体的にやすりをかけました。
厚さ5mmのスポンジ研磨材で、カーブしている部分にフィットしやすく、紙やすりに比べると使いやすいです。
紙やすりと同様で#の数が小さいもの~大きいものの順番でやすりをかけていきます。
多少時間はかかりますが、全体にやすりをすることにより、バリがあった境目がなくなり、キレイに仕上がります。
※研磨材のみのため、すりガラスのようになっています。
赤#320~#600 → 青#800~#1000 → 緑#1200~#1500
3Mスポンジ研磨材3枚を使用。3枚で仕上がるため紙やすりより時間がかからずにできます。
サイズ:114mm×140mm (5mm厚)
水洗い可能:水をつけながら作業できるため、チリがまう心配はありません。
サイズが大きいためカットして使用すると使いやすいです。
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5.電動やすり
電動のためとてもスピーディーに作業を進めることができます。
注意するところは、一気に削ろうと思いやすりを当てると削りすぎるため、少しずつ当てていく慎重さが必要です。
安いもので3000円~10000万円以上などで本体といくつかのアタッチメントのセットで販売されているものが多いです。
アタッチメントはこちらを使いました↑(ホームセンターで購入)
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まとめ
金やすり、紙やすり、スポンジ研磨材、電動やすりの4つを使い比べてみました。
時間がかからずキレイな仕上がりになるのは、
①指先で折る、(②電動やすり)、③スポンジ研磨材(3M)でした。
電動やすりがある場合は、研磨材をする前に使用するとさらに時間短縮になります。
バリ取り作業が終わったら、必ず水洗いかウエットティッシュ、エタノールでのふき取りをしましょう。
削った際のチリを落とし、コーティングの際にキレイにするためです。
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(+α)透明度を上げる方法
やすりかけだけでは、表面は凹凸なくキレイに仕上げることができますが、削っているため透明度はなくなります。
最後に透明度を上げるため、レジンでコーティングや水性ニスでコーティング、コンパウンドでコーティングしていくと、すごくキレイになります。
やすりかけする前よりも、もっと透明度が上がり高級感が増すので、バリ部分だけでなく作品全体を研磨することをおすすめします。
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